藤堂高虎ゆかりの地として有名な三重県津市。

津駅から徒歩10分の場所にある「四天王寺」は藤堂高虎ゆかりのお寺として知られています。

藤堂高虎のファンや歴女の皆さんに「津」は魅力のある町で、私も前日入りをして津城跡を始め津内を散策しました。

四天王寺すぐ横の施設「四天王会館」では無料で自転車を借りられたり、過ごしやすいカフェがあるので藤堂高虎ゆかりの地をめぐる方やお寺参りをした際の休憩スポットとしてもおすすめです。

四天王会館について

津駅から徒歩10分の場所にある四天王寺。四天王会館は四天王寺のすぐ横にある複合施設で、カフェや芸術・アートギャラリー・雑貨ショップなどが入っています。

四天王会館は「津」に面白い体験ができる場所を作りたいという想いからできた施設で、実際に訪れてみると「津」どころか他の地域でもなかなか見たことのないスタイルが見受けられました。

1階には津でも人気の高いカフェや陶芸の展示販売店、2階には雑貨ショップや古書ショップ、アート作品を間近で見て体験できるギャラリーも。

そして、3階には劇場「四天王寺スクエア」を持つ3階建てのビルです。

四天王寺の境内には信長の生母や藤堂高虎夫人、武将や学者、文人たちのお墓や貴重な文化財が数多く伝わっているため四天王寺を訪れたあとにカフェに立ち寄るのも良さそうです。

津内で人気のカフェ「Kitchen Work pecorino（ペコリーノ）」

四天王会館1階。津民の憩いの場ともなっているカフェ「Kitchen Work pecorino（ペコリーノ）」は雪の日にも関わらずランチタイムから大盛況。予約で満席になることもあるそうです。

可愛らしい盛り付けと食べごたえのあるお料理を提供してくださいます。チキン南蛮の前菜はワンプレートに盛り付けされ、多くの女性の目を惹く人気メニューです。

四天王会館の中をご紹介！

四天王会館は1階だけでなく2階、3階も見学自由。芸術・文化・雑貨など様々なものに触れることのできる施設です。

四天王会館の入り口でまず目が留まる「VOLVOX」の文字。VOLVOXには開催期間になるとギャラリーとして様々な作品が展示されます。

同フロアには陶芸作品を展示・販売している「Koeda-toki」もオープンしています。津内にこのように展示しているところは無いそうなので陶芸作品が大好きな人にはたまりませんね。

2階は、可愛らしい雑貨屋「Vanilla Bomb＝non-u」や古書「kalas Books」、アートスタジオ「PORT」など、馴染みやすいものから人によっては身近にはないアート作品に触れられるフロアです。

3階に上がると劇場「四天王寺スクエア」があります。訪問した日はプロの演劇ユニット「iaku」による「車窓から、世界の」が公演していました。（許可をいただき撮影・掲載）

→ 今後の公演スケジュールを公式サイトで確認

さいごに

様々な文化を一度に体験できる贅沢な施設で、当日は各ショップやギャラリーの方々とお話をさせていただきました。

各々作品や商品に真剣に向き合い楽しそうに接客してくださったのが印象的で普段自分が携わっていない分野だからこその刺激や考え方を学べました。

自分が興味のあるものはすぐに行動を起こせる一方で、興味関心が薄いものに対しては誰しもが行動に移すのが遅く難しくなる傾向があります。

だからこそ異なる文化を同じ建物内で一度に触れられるクリエイティブ要素の詰まった施設は今後より多くの方に注目されていくのではないでしょうか。

津を訪れた際はぜひお寺やカフェと合わせて「四天王会館」の施設内もお楽しみください！

◼︎ 四天王会館 館内ショップやギャラリー
Kitchen Work pecorino・VOLVOX・Koeda-toki・Vanilla Bomb＝non-u・kalas Books・PORT・四天王寺スクエア

■ 四天王会館 無料レンタサイクル
四天王会館内では自転車を無料貸し出しもあります。前日に津内を散策して歩き回ったのでもう少し早く知って利用したかった…。

藤堂高虎のゆかりの地をまわる予定のある方は先に四天王会館を訪れて自転車を借りて地をまわるというのも良さそうです。今のご時世、無料で借りられるところは少ないですからね！借りない手はありません！

■ 四天王会館
所在地：三重県津市栄町1-888

ホームページ：http://www.sitennoji.net/sitennokaikan/

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