広島県観光で午前中に「うさぎ島（大久野島）」を訪れて午後から尾道を歩いてきました。

尾道の中でも今回でご紹介する場所は絶景が楽しめる千光寺と猫の細道の2つ。

階段を含む坂道を歩いて山の上にある千光寺を目指すこともできますが、今回はロープウェイでまず山頂まで移動をして下りながら猫の細道を経由して戻りました。

千光寺と猫の細道について

猫の細道は千光寺に向かう、もしくは千光寺からスタート地点に戻るときの途中に立ち寄れる場所にあります。

今回はロープウェイで山頂を目指したので所要時間を大幅に節約。朝からゆっくり尾道観光に時間を当てられる方はスタート地点から歩いて目指す方がスポットを順番にまわれるのでおすすめです。坂がとにかく多いので体力の消耗にはご注意を。

ロープウェイを降りた場所からは尾道を始め、尾道のそばを流れる海を180度見渡せます。

そこから文学のこみちをくだって千光寺を目指します。石に著名な文学者の作品が書かれているのでこの場所ではそうしたものを見ながら観光ができます。

途中で先ほど同様にひらけた場所を発見。観光スポットであるものの私が訪れた時はそこまで騒がしくもなくこうした景色をのんびり眺めながら散策ができるのもまた千光寺の魅力に感じました。

千光寺に到着！

数十分ほど坂を下ったところで千光寺に到着。本堂からは物凄く綺麗な眺めを見ることができます。下の3枚の写真は同じ場所から3回に分けて撮影した様子で、目の前に街並みと海が広がりとても開放的な場所でした。

本堂の近くには鎖をのぼってさらに上を目指す「石槌山鎖修行」の観光もありました。

見るからに急な角度、90度近い岩場を鎖のみで登る場所。上を目指している男性二人組がいて私には不可能だと察してスルー。

猫の細道を散策

千光寺からさらに千光寺道を下って猫の細道を目指します。道中もいたるところに猫がいて人馴れしているためか近くを通っても逃げることはありません。

むしろ猫からこちらに向かっていることもあり、めちゃめちゃ癒される通りです。

脇道にそれて出た広場でも猫を発見。猫を見てるだけでも楽しくいたるところに猫がいるので途中からは猫探しを楽しんでいました。

ベンチの下にも可愛い子猫。ベンチ周りには猫が集まっていて人がベンチに座っても全く動じない猫たちの姿もまた可愛らしく猫と一緒に撮影もできます。

見惚れてしまっていつまで経っても次に進めません。後ろ髪を引かれる思いで目的地である猫の細道へ移動します。

そして、こちらが猫の細道スタート地点。ノスタルジックな小道へと入っていきます。

古民家を改装したカフェや猫の雑貨を販売しているショップ、アートを見られるお店などが坂に沿って並んでいました。

坂を下って観光を続けていたので休憩のために利用したのは梟の館。

外観は非常に味のある雰囲気で内観は古民家を改装して作られているので温かみがあり自然の中に溶け込んだカフェでした。

店内は撮影禁止のため外観のみとなりますが、カフェからは猫の細道を上から見下ろすことも可能で、時の流れがこの場所だけ違うようなゆったりとした空間でドリンクとケーキをいただきました。

猫の細道に戻るとこのような猫の石がたくさん置いてあります。全てを見つけると幸せが訪れるとか。

様々な場所に置かれ、本物の猫も小道を歩いていたりと独特の世界観に浸れる猫の細道。千光寺から下りてきた坂とも違う世界観を楽しめるので千光寺を訪れた際はぜひここも合わせて訪れてみてくださいね。

千光寺からスタート地点に戻る坂はいくつもあるので現地で配られている地図を見ながら探してみてください。

さいごに

なぜ猫の細道と言われているのか。実は昔道を作っているときに猫が歩き、猫の足跡が残っているからと言われています。（諸説あり）

そして、ここが猫の足跡が残っていた場所。現地では猫の足跡の場所が看板などで記されているわけではないので、前だけでなく時々足元も気にかけて探してみてくださいね！

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