寒くなったら食べたくなる山梨県の郷土料理ほうとう。

自宅で作るほうとう（セットになってるもの）も良いですが、やはり美味しいほうとうを食べるなら現地で食べたい、ということで山梨県の「天下茶屋」に行ってきました！

今まで山梨県で食べたほうとうの中でも群を抜いて山のてっぺんにあり、山道をクネクネと進んだ先あるお店。趣のある建物とほうとう、富士山と河口湖が広がる最高の景色が待っていました。

とても美味しいほうとうで、他のお店よりちょっと苦労して訪問したことを考慮しても満足度が高かったです！

天下茶屋について

山梨県南都留郡の峠にある天下茶屋。太宰治の「富嶽百景」の舞台にもなったお店で昭和9年に創業。

富士山と河口湖を一望できることから富士見山景のひとつとも言われているそうです。

お店に到着するまでは山道を車でクネクネとのぼり、ときに箱根駅伝のヘアピンカーブのような急カーブが出てきたりと今までで一番苦労して食べたほうとうです。

趣のある立て札や建て物、1階が食事スペースで2階には太宰治が滞在した部屋を復元した「太宰治文学記念室」があります。太宰治も売ってました！

オススメのきのこほうとうを注文！

ほうとうのメニューはスタンダードな「ほうとう鍋」と「きのこほうとう鍋」の2種類のみで、オススメと書かれたきのこほうとう鍋（1,410円）を注文。

ほうとう鍋の完成まで約20分かかるということだったので、その間に山椒みそのこんにゃく（580円）で小腹を満たしました。

山椒みその美味しさを甘くみていた私。一人一皿頼んでも物足りないぐらい、予想外に美味しい山椒みそ。山椒の味が程よく効いてみそと山椒のまさに神ってる組み合わせは、この冬ぜったいに家でやろうと決意！

最高の組み合わせを偶然にも知ることができ、この時点で山道をのぼってきたかいあり。（えっ

そうこうしているうちに20分ぐらい経過をして目の前に運ばれてきたきのこほうとう鍋。たっぷりナメコともっちり歯ごたえのほうとう。

ゴロッとしたカボチャや人参、絶妙な癖の持ち主シュンギクなどほうとうだけでも食べ応えがあるのにたくさんの野菜が鍋に詰まって土鍋なので最後まで熱々！

鍋と言っても豚肉などのお肉類は一切入っていないので脂っ気ゼロ・胃もたれ無縁のお料理です。

お土産用など市販されているものと比べるとお店で食べる方が格段に美味しいので、天下茶屋でなくてもいいのでまだ「ほうとう」を食べたことのない方は山梨県のどこかで一度現地で食べて欲しいお料理です。

ちなみに私は神奈川県に住んでいますが、毎年必ず現地に「ほうとう」のためだけに山梨県に出かけています。

過去に訪れた山梨県の「ほうとう」のお店

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