人形町「かつ好」でカツの本当の旨さを知る!カウンターで食べるトンカツフルコース
人形町の路地裏にあるかつ好(かつよし)にブロガーさんのご招待で行ってきました。
地図を見ながら付近に到着しても隠れたお店は中々見つかりません。それぐらい隠れた名店ではカウンター席でトンカツのコースをいただくことができます。
今まで食べてきたトンカツも美味しかったけど、ここまでトンカツの味に差を感じたのは初めて。トンカツだけ突出しているわけでなくコースで提供されるお料理ひとつひとつにこだわり、感動の連続が待っていました。
かつ好について
お店は2階建で民家を改装。昨年11月にオープンしたばかりのお店です。カウンターには酒樽を素材として使用して非常に良い味を出していました。
席から見える大きな冷蔵庫も温かみのあるウッド調で加工してあります。隠れ家の扉を開けた先に広がる高級感は食べる前から料理に対する期待が高まりました。
1階はカウンター席、2階はテーブル席となっていて今回はカウンター席で料理をいただきました。
カウンター席のどの席からもプロの作る姿を見たり、話したりすることができるのが1階のカウンター席の良いところです。
かつ好 詳細情報
名称 | かつ好 |
---|---|
住所 | 東京都中央区日本橋人形町日本橋人形町3丁目4−11 |
営業時間 | |
サイト | http://katuyoshi.com/ |
トンカツのフルコース(5,000円)を注文!
コース料理のトップバッターは唐揚げ。と言っても誰もが想像する唐揚げとは全くの別のもで肉と骨の筋の間の希少な部分を使用した唐揚げです。
ナンコツのようなコロっとしたサイズにも関わらず、見た目からは想像できないほどめちゃめちゃジューシー。
噛むとジュワッと旨みが広がる唐揚げは、物凄く柔らかくこの味を体験できただけでも来たかいがあるとテンションの上がる逸品でした。
次にいただく車海老のフライの前に一度口の中をリセットするために玉ねぎサラダをいただきます。
普通の玉ねぎサラダと大きく異なる点が上にかかっている鰹節。こちらの鰹節はお店で削っていて通常よりも敢えて厚めに削ってあります。
そのため口の中に入れる前から鰹節のいい香りを楽しむことができ2度美味しいサラダです。(トンカツ推しのお店でサラダにまでこだわりがあるのが凄い!)
そして次に目の前に現れたのは車海老!
これを油の中に入れた熱々・出来立ての車海老のフライは速攻カウンターに運ばれてきます。作る過程を見られることもカウンターの魅力で、その過程を見ると美味しさも一層アップします。
海老と一緒に添えられているのは塩コロッケ。こちらは友達のイチオシということで単品で食べてみました。(1個 250円)
!!!
美味しいと震えるのか!?
所詮、海老のフライ…
と一瞬でも食べる前に思ってしたことを後悔する、死ぬほど美味しい海老のフライに感動。
車海老だからは関係なく絶妙な衣の量と前代未聞の衣のサク具合。衣は薄めタイプにも関わらず「この衣の量でなぜあのサク〜ッと優しい食感を出せるのか」これは永遠の謎になると確信。(プロの本気の揚げ方を目の当たり)
今まで食べてきた海老のフライとは格の違いを見せつけられました。海老の違いだけでなく今でも忘れられない衣と海老の黄金比、本気で凄かったです。
- 塩コロッケもまさかの・・・
車海老のフライだけで感動は留まらず、初めて耳にする塩コロッケもまた異次元の美味しさでした。
というのも塩と聞くとあっさりを想像してしまうが、食べた塩コロッケはただあっさりしてるだけでなく凝縮されたジャガイモの旨みが詰まっていました。
ジャガイモの旨みだけでなく何かで味付けされた中身は再現したくても再現できない初体験の味、なめらかな食感で非常に食べやすいコロッケでした。
コロッケもまた今まで食べてきた中でのNo.1になるのではなかろうか。(メインのカツを迎える前から大興奮の展開の連続)
トンカツライブ開演!
カウンター席だからこそ楽しめる料理のライブ。車海老のあとはいよいよメインのトンカツが登場です!
トンカツはロースとヒレから選べるのでシェアして両方を食べる方法を取りました。
まずはロースの塊を目の前でカット!
お肉はヒレとともに最良のものを馴染みのあるお店から常に仕入れているそうです。さらに続いてヒレ肉も目の前でカット!!
カットした肉の塊たちは目の前で卵やらパン粉をつけて油へと移動します。油は低温と高温の2種類が用意されていてこの2つの油の両方を使用して揚げられます。
カツが揚がるまでの時間、タイミングを見て感動しっぱなしだった「衣」について伺ってみました。
すると優しく答えてくれてパン粉も特注。常に新鮮な生パン粉を使用しているそうです。(目の前にあったフッカフカのパン粉は小さくなってそこにダイブしたくなるほど気持ち良さそうでした。)
お話を伺っているとついに目の前まで来てくれたロースとヒレカツ!
大好きなヒレカツ!
最近はご無沙汰だったロースカツ!
ヒレカツの断面!お肉本来の味をしっかりとわかり上品な脂が適度に口に広がります。肉厚でも簡単に嚙み切れるめちゃめちゃ柔らかいお肉は普段食べているものは違いすぎて感動ものです。
続いて久しぶりのロースカツ。こちらはやはりヒレカツよりも脂が濃厚。脂は甘くジュワッと一気に口の中に広がります。ヒレよりも噛み応えがありそれぞれ異なる味を楽しめて凄く贅沢な気分になりました。
最後の最後にご飯もの。定食屋ではカツとご飯が一緒に出てくるところが殆どですが、こちらのお店の場合は最初はカツはカツだけでいただくのがスタイル。
カツを食べている途中で〆のスッポンカレーと汁物やお漬物などが登場!
本来であれば普通のカレーで良いところを敢えて他でも馴染みのないスッポンカレーを提供。〆までこだわるのがかつ好流です。
カツをカレーに入れて究極の料理×究極の料理を組み合わせた贅沢なスッポンカツカレーの出来上がりです。
もはや言うまでもなくカレーとカツの組み合わせは最強。ゆっくり会話を楽しみながら食事をするためここまでくるとだいぶお腹は満たされました。
静岡産の自家製抹茶アイスでフィニッシュ!
コース料理は最後にデザート付き。静岡産の抹茶を使用した”自家製”の抹茶アイス。カツ屋なのにデザートにまでこだわるかつ好の料理に対する全力には最後の最後まで驚かされます。
アイスとシャーベットの中間のようなデザートでなめらかさとシャキシャキを同時に楽しめます。抹茶の苦みは控えめなので苦い抹茶が苦手な人でも美味しくいただけるデザートでした。
さいごに
チェーン店よりはワンランク上のお店ではあるものの、店内の雰囲気や揚げ方の腕、料理に対するこだわり方はいずれもハイレベルで多くの方が納得できるものばかり。
美味しいカツだけでなく美味しい海老のフライや新感覚な塩コロッケもぜひ食通の人は食べてみてくださいね!
忘れられない味、家では決して真似したくてもできない美味しい料理の数々に大満足できました。ごちそうさまでした。
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人形町「かつ好」でカツの本当の旨さを知る!カウンターで食べるトンカツフルコース
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