江戸時代の武将、藤堂高虎ゆかりの地と呼ばれている三重県の津市。

藤堂高虎の生まれは現在の滋賀県甲良町。主君を変えながら世を渡り歩き、徳川家康に仕えた際に築城技術の名手として津城を築城。

当時の津の町は関ヶ原の戦いの傷跡が残り粗末な家が500軒ほど建っているだけで、城を中心に武士を住まわせ町民を呼び戻し城下町を作り上げた経歴の持ち主です。

仕事の関係で津に用事があったため、前日入りをしてせっかくなので津の町を散策して来ました。ぶらり町歩きの様子を綴ってます。

三重県津駅から出発！

津駅の東口から散策はスタート。途中休憩を挟みながら約6時間、津の町を歩いてきました。10キロ近くある荷物を持ちながらの移動はかなりキツかったので散策する際は軽量化がかなりオススメです。（大反省…）

津の町は藤堂高虎ゆかりの地として訪れる人も多く歴女も来る町だそうです。まず目指したのは津 偕楽公園。

訪れた時期が春や秋だったら絶対に綺麗だっただろうに。木々が多く冬は物寂しい光景が広がっています。

津藩第11代藩主藤堂高猷の山荘を公園にしたもので、津市の桜の名所としても知られ花見の時期になると出店もあり賑わうそうです。

津 偕楽公園を出発してお昼ご飯のお店を目指している途中で見かけた伊勢湾に繋がる安濃川（あのうがわ）。

青空と雄大な川の景観は日頃の疲れも吹き飛ぶ開放感！

空気も澄み都会の喧騒から離れた静かな町で過ごす時間はまさに旅そのもの。新しい町を一歩一歩、自分の足で知る楽しさを感じながら歩みを進めます。

津駅の前を通り伊勢の方までのびる伊勢街道沿いには長い商店街があり、今回の散策でもメインの通りとして利用。交通量も少し多めで商店街ではラジオや音楽が流れ先ほどとは違う華やかな気分に。

昔ながらの雰囲気に触れられる商店街は個人的にも大好きで、それが一部ではなく相当長い距離が商店街になっていたので歩くのも楽しかったです。

津駅から観光しながら到着したうなぎ料理「はし家」でランチ休憩

町を歩いていると所々で炭で焼いた香ばしさが私の元にふわりと届き、頭の中も口の中もうなぎ一色。絶対にランチは「うなぎ」を食べることを決めていました。

皮はパリッと身はふっくら柔らかく食べ応えのあるビッグサイズのうなぎを、しかも安く堪能できて大満足。

うなぎ料理「はし家」は行列ができることもある人気店で女性ひとりでも安心して入りやすく、煙が苦手な人にもおすすめのお店です。

定番・津スイーツ「蜂蜜まん」も見逃せない！

津の代表的スイーツとして食べておきたいのは蜂蜜まん。津駅でも販売していますが「蜂蜜まん 本舗」であればその場で出来立てをいただけます。

1個60円、1個からのバラ売りにも対応しているのでお腹が一杯でも別腹で十分食べられます！テイクアウト・イートインのどちらも可能で綺麗な室内席も完備されているので散策で小腹が減った人にもおすすめです。

藤堂高虎 築城の津城跡へ

藤堂高虎の築城津城。津のシンボルにもなっている津城はお城公園として整備され庭園やお堀を眺めながら散策ができました。

織田信包が創築。藤堂高虎が大改修した城で本丸・西の丸・内堀の一部を残すのみ。昭和33年に復刻した三層の角櫓。公園入り口と公園内から撮影しました。

公園内の広場には伊勢津藩の初代藩主、築城の名手「藤堂高虎」の像も飾ってありました。

さらに歩みを進め、高虎ファンなら抑えておきたい人気カフェ「高虎ドッグ」へ向かいます。海が近づくと川幅は一層広がり青々とした空も美しく気持ちの良い散策をできる津。

伊勢湾を見渡せるカフェ「高虎ドッグ」

14時すぎに「高虎ドッグ」に到着。平日にも関わらず駐車場は満車、店内に入るとショーケースにあるドッグも残りわずかでこのお店を教えてくれた方も「週末に訪れたら売り切れで食べられなかった」とのこと。

人気のアップルマンゴードッグがハーフサイズだとあったので高虎紅茶と合わせて「井戸端セット」を注文。

しっかりとしたボリュームと美味しい生地にハマった高虎ドッグ、実はこのセットで500円以下なのには驚かされます。ただ安いだけでなく質も良い。東京であれば紅茶だけで500円以上するお店たくさんありますからね。笑

カフェの窓から見たヨットハーバーと伊勢湾。津駅にいると海の近さは全然感じなかった海もカフェに来ることで近さを体感。

帰りはさらに海沿いを歩き日も暮れはじめて来たので宿泊先へ戻りました。

さいごに

三重県の県庁所在地を訪れたことは今回が初めてで、実はまだ見れていない場所が多々。

徒歩だけでなくタクシーを使って移動をしようと思っていたところ意外と大通りに出ても走っていなく結局乗れなかったのは誤算でした。

限られた時間でたくさん見たい人はレンタカーやタクシー貸切などの検討もおすすめです。

歴女の来る町、藤堂高虎の地として今後まだ訪れる人の多そうな三重県津。これから行く予定のある方はぜひ参考にしてください。

おしまい！

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