[Å] 大井川鉄道のSLに大興奮!日帰り新金谷駅発のSL乗車体験記 – 所要時間と料金
静岡県で初のSL乗車体験。横浜から車で大井川鉄道SL乗車駅「新金谷駅」に向かって移動。日帰りで十分楽しめました。
車での移動は約3時間(途中休憩含む)・SLの乗車時間は約1時間。SLのチケットは事前予約せず当日現地で購入しました。
実際にSL乗車体験をする際は乗車時間だけでなく電車の待ち時間に注意が必要です。
大井川鉄道 SL体験!
大井川鉄道のSLが停まる駅は新金谷駅・家山駅・千頭駅の3駅。
今回はSLのお弁当(通称大鉄のお弁当)を買ったり、SLの展示を楽しみたかったので「新金谷駅」から出発しました。
新金谷駅には10時30分頃到着。SLの出発時間は11時52分なので1時間以上の待ち時間です。
到着時間はたまたまですが、時間に余裕を持って到着する方が新金谷駅にあるSLの観光スポットを焦らず見て回れて良かったです。
ちなみに車は駅前にコインパーキングが用意してあります。1日最大800円と激安なので安心して停められます。
SL乗車券購入と展示
新金谷駅の正面にある「PLAZA LOCO」でSL乗車券を購入します。大人1人1,720円+SL急行料金800円、合計2,520円。
PLAZA LOCOの館内ではチケット販売の他にお弁当やSL関連商品(お土産)の販売やSLの展示もされています。
SL いずもの展示
Cスフロ1形の展示
館内には展示だけでなく駅の形をした建物をイメージしたオブジェや車内に入って体験したり写真を撮ることもできます。子供はとくに大喜びしている様子でした。
新金谷駅にはSL観光スポットが多数!
PLAZA LOCOの館内の他にも新金谷駅には発進の準備をしているSLの姿やレトロな電車も見られます。
この日乗車したC108も駅のそばで待機してました。待機中はプシューッと音を大きく出しながら煙を時々出し、乗車が待ち遠しくなります。
C108の近くではC12164の展示も見られます。
他にもレトロな電車を見れたり、
SLの部品も新金谷駅のそばで見ることもできます。
新金谷駅周辺にはこのようにいろいろと見るところがあるので個人的にはSLに乗るなら新金谷駅発の方がオススメです。
乗車予定のSLが到着!
新金谷駅で乗船予定のSL到着を待ちます。駅内にはベンチもあり、最近ではあまり見かけない駅構内の様子を見て回ったり、終点駅からの行き先を計画を立てたり。
駅到着から1時間以上SL出発までの時間はありましたが、SLの展示や駅周辺を観光していたらあっという間。駅構内の滞在時間は殆どなかったので待ったという感覚はなかったです。早めの到着はあまり心配する必要はないと思います。
そしてついに目の前にSLの登場。走ってきたSLの停車直後の正面写真を撮ることに成功です!
駅ホームからもSLを撮影することができます。近くで見ると本当に鉄の重厚感が凄い・・・。
運転席の中の様子も撮らせていただきました。
風情ある景色を見ながら楽しむSLの旅
C108の車内の様子。席は4人がけのボックス席。窓枠の素材は木材で窓は窓の両端にある金具を摘んで上下に開け閉めするタイプです。全てが初めてのことなので初めての人は1つ1つが楽しいこと間違なしです。
SLは江ノ電のように街中を普通に走り、そして木々に囲まれた場所やトンネル、川が見える場所をゆっくりのんびりと走行。
窓からは自然の香りと共に今の時期心地よい風が車内に入り込み、ガタンッゴットンと独特な揺れを感じながら景色を楽しむ時間は旅の醍醐味。非日常の時間は誰も癒やされ笑顔が車内に溢れます。
季節によって楽しめる景色は異なり、春であれば桜トンネル・秋であれば紅葉を・・・。今の時期は特になにもありませんが旬の時期じゃないからこそボックス席も空きがありゆとりある状態で過ごせました。
車内ではもちろんお弁当も。新金谷駅で1番人気の大鉄のお手弁当「大井川ふるさと弁当」1,080円。おにぎり2つやおかず、鮎の甘露煮も入っている豪華で華やかなお弁当です。大きめのおにぎりが入ったボリュームもあるお弁当です。
ちなみに2番人気は幕の内弁当のようなお弁当「汽車弁当」1,290円で大井川ふるさと弁当よりももっとボリュームがありそうでした。
景色を見たり車内で流れる民謡やSLおばさんの吹く上手すぎるハーモニカを聞きながら過ごす時間は1時間とは思えない早さであっという間に終点の千頭駅に到着。
SL乗車中はトンネルに何度も入るので窓を閉めたり開けたりも体験。煙は入ってきませんでしたが、小さい灰が無数にも飛んでくるのでやっぱり閉めておく方が良いかなと。
窓の外から見える人に手を振ると振り返してくれたりと人の温かみを感じられる素敵なSL旅の時間を過ごせます。
千頭駅に到着!
千頭駅に到着です。
千頭駅は終点でもあり観光名所「寸又峡」や「接阻峡」に移動できる駅でもあり、南アルプスあぷとラインに乗り換えることができます。
千頭駅からあぷとラインで9駅目、「奥大井湖上駅」は湖の上にある駅です。(写真は6年前に撮影)
奥大井湖上駅で降りて歩くと湖の上に浮かぶ駅の姿を見て感動しました。写真中央の線路の上に写っているのが奥大井湖上駅です。(写真は6年前に撮影) → 詳細記事・体験記事を読む
スケジュールに余裕のある方はぜひ千頭駅から先も観光してみてください。
千頭駅にはSLの方向転換をさせる転車台や音戯の郷などの観光スポットがあります。
千頭駅にはこのような車両の後ろ姿も発見・・・!もしやこれはトーマスの仲間のパーシーでは!?顔はビニール袋で覆われて見ることはできませんでした。
南アルプスあぷとラインは車両の高さが非常に低く背の高い人はかがんで乗り込むほど。かなり可愛らしい列車で途中急勾配をのぼるためにアプト式で動いている電車です。
日本一の吊り橋と呼ばれている「夢の吊り橋」や「接岨峡温泉」は凄く楽しい場所ですし、南アルプスあぷとラインは日本一の急勾配を走るためある事をして走る凄く面白い電車です。
今回はスケジュール上、日帰りだったので行ってませんが6年前訪れ乗った時は面白く良い思い出を作れました。最後に写真で紹介。
帰りの電車は・・・
帰りの電車は14時35分と千頭駅に到着して次の電車出発まで1時間以上の待ち時間があります。
帰りもSLに乗ることも可能ですが、SLだとさらに待ち時間が発生するため普通のレトロな電車で帰ることに。
SLに乗らないため電車料金は1人1,720円です。
レトロなボックス式で帰ることを楽しみにしていた私でしたが、帰りの電車は東急7200系。。
昔住んでいた場所の関係で東急電鉄にはかなり馴染みがあり、何十年も乗っていた東急田園都市線にシートの色を含めて凄く似ていたので驚きました。
見える景色も馴染みのある車両に乗ると感じ方がこんなにも変わるとは・・・ボックス席ってどうしてあんなにも旅感を強めてくれるのか不思議でしょうがない帰り道でした。
さいごに
SLの体験をして1番感じたことは乗車スケジュールの確認と乗車チケットの確保が重要ということです。
6月からはSLをトーマスとトーマスフレンズ仕様になるのでチケット確保がポイントになりそうです。公式ホームページをよく確認した上で行くのがおすすめです。
自然の中をゆったりとした速度で走るSL。車内に広がる観光客のワイワイとした明るく賑やかな雰囲気も旅のムードを一層高め、日帰りでも本当に楽しい濃い時間を過ごせました。
写真では伝えきれない魅力の多い大井川鉄道のSLは体験する価値の高い観光スポットです。
■ スケジュールに余裕を持って行く方へ
事前に奥大井湖上駅や寸又峡(夢の大橋)、接阻峡など他の観光スポットのチェックもお忘れなく。どの観光スポットも6年前の話ですが、今でも良い観光スポットだったことを覚えています。
絶対に行きたい周辺観光スポット情報
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南アルプスあぷとラインは静岡県の有名観光スポット「寸又峡」や「接阻峡」に繋がる駅に向かうトロッコ列車で、日本一の急勾配を走ることでも人気です。 南アルプスあぷとラインの始発は...
おまけ(過去に訪れた観光地の写真紹介)
■ 夢の吊橋(寸又峡)
■ あぷとラインの車窓から(詳細記事を読む)
■ 宮沢橋(接阻峡遊歩道)
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