[Å] 広味坊 千歳烏山本店の中国料理は化学調味料一切なし!「安心」の詰まった本場の味
千歳烏山駅。おそらく降りたことはない…降りたことがあっても数回。今回はお店のご好意でご招待をいただき試食会に参加してきました。
料理長の五十嵐さんはRED U-35(料理人コンペティション)の一次審査を通過した腕の持ち主で若い頃から餃子の皮作りにハマり、さらには中国に何度も足を運び本場中国の技術に磨きをかけ料理を提供しています。
広味坊支店にはない料理が本店には数々あるのでぜひその辺りも含めてご紹介したいと思います。
広味坊 千歳烏山本店について
千歳烏山駅南口から徒歩10分ほど。見えてくるのは重厚感のある中国らしい外観。
外から中があまり見えず、やや入りにくい雰囲気を感じつつも扉を開けてみると明るくフレンドリーな接客で迎えてくれる店員さん。
広味坊本店はリピーターが全体の85%と飲食店としては非常に高く、その秘密は新鮮な素材と化学調味料を一切使わない料理の提供や食材の90%が純国産という食に対する安全・安心と豆板醤、甜麺醤、辣油など殆どの調味料が手作りで完全オリジナルな料理を食べられるところにあります。
仕入れにより変わるメニューや仕入れがなければ食べられない「幻の麺」、「他のお店では決して食べられない癖になる料理」などまた足を運びたくなるメニューが揃っているのもリピーターが多い理由のひとつです。
広味坊 千歳烏山本店 店舗詳細情報
名称 | 広味坊 千歳烏山本店 |
---|---|
住所 | 東京都世田谷区粕谷4-23-18 |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | |
電話 | 03-3326-6999 |
サイト | オフィシャルサイトなし |
試食会のはじまり
今回試食として出していただいたお料理はお店イチオシのおすすめメニュー。一緒いたブログ仲間とシェアして感想を言い合いながら食べました。
一品目は「水餃子 5個入り」700円
餃子専門店として売り出すほどイチオシ、人気のメニューは女性が大好き水餃子!皮がぶ厚くってモッチリ、噛むと口の中にお肉のジューシーな肉汁が広がるタイプ。
タレは香港式、四川式、山西式、日本式の4種類の中から選べるようになっています。
■ 香港式は沙茶醬を酢醤油で伸ばしたスパイシーなタレ
■ 四川式は自家製ラー油と薬味を入れたゴマだれ(お客さんは殆ど人がこのタレを注文!)
■ 山西式は黒酢とニンニクのタレ パクチー添え
■ 日本式は大根おろしを酢醤油で割ったタレ
中でも私のお気に入りは中国独特の香辛料が効いた香港式のタレ。沙茶醬の珍しい味に惹かれ、他のお料理でも試したくなる美味しさでした。
2品目はみんな大好き「焼き餃子 4個」750円(予定)
実はまだ正式メニュー化はされていない「焼き餃子」。
支店で出している焼き餃子とは異なるオリジナルの製法で試行錯誤して作りようやく納得のいく形に辿り着いた逸品。(来月8月頃にはメニュー化の予定)
1個が一般的餃子の1.5倍ほどのかなり食べ応えのあるサイズで、タレをつけずにそのままでも十分濃厚な旨味を味わえる餃子でモッチリ食感。
唐辛子とピクルスの甘酢タレ、ラー油タレ、酢醤油の3種類が用意される予定で味を変えながら食べられるのも良かったです。塩のみの食べ方があるともっと良さそうです。
3品目「小籠包 3個」900円
赤酢と生姜という少し変わった食べ方をする小籠包。中からはレンゲがいっぱいになるほど肉汁が溢れて熱々!
お酢と生姜のさっぱり感とお肉の味が同時に口に中に押し寄せてきます。中華料理店に行ったら自然とまず頼みたくなる小籠包、ジュワと溢れる肉汁が特に良かったです。
4品目「国産生ウニと鮮魚とタラバ蟹と百合根の卵白炒め」2,200円〜時価。
海鮮を卵白で炒めた少し変わったお料理を初体験。卵白の味を殺さず、海鮮とうまく調和させた今までに食べたことのない味を実現。
卵白が主張しすぎることもなくウニの甘みと一緒に楽しめました。ホクッとした歯ごたえの百合根やホロっと身がほぐれる魚をご飯なしのリゾットのような感覚でいただけました。(タラバ蟹の存在には一切気づかず)
5品目「柔らかスペアリブのサクサク揚げ スパイシー炒め」1,500円。
この日食べたお料理の中でNo.2の美味しさを誇る個人的おすすめメニュー!
20種類のスパイスが入ったタレに漬け込まれたスペアリブは中まで味がしみ込み、簡単に噛み切れる柔らかさ。
スペアリブにかかった大量のスパイスによって辛味と香りを一緒に味わえるお料理でまさに外食ならではのオリジナル料理が絶品でした。
食感の異なるそれぞれのスパイスだけを食べても美味しく最後の最後まで料理を楽しめます。激辛ではなくピリッとした辛味で山椒に漬け込んだナッツ類やパクチーが良いアクセントになっていました。
6品目「アマダイの鱗付パリパリ揚げ、四川香り炒め」2,100円
この日No.1美味しい料理がこちら!
鱗ごと揚げる斬新さ。外はアマダイの皮と鱗のパリッパリとした異なる食感、中はアマダイ特有のふわっとした食感、これら3つの異なる食感がそれぞれ良い働きをして最高の一品。
噛んで広がる揚げた香ばしさと癖になるスパイスの組み合わせが絶妙です。このお料理のために足を運ぶ常連さんもいらっしゃるのも納得。
7品目「幻の麺」2,980円
ヒラメの入荷状況によりメニューとして出せないと言われている幻のお料理。ヒラメのダシとヒラメの身を使用したスープで刀削麺をいただきます。
白湯っぽい濃厚マイルドなスープの中にはヒラメの旨味が溶け出し高菜も入った心に染み渡る優しい一杯。
お酒を飲んだ後の〆にも嬉しい味です。あったらラッキー、希少なメニューです。
8品目「ジャージャー刀削麺」1,000円
もっちりとした歯ごたえの刀削麺に甘みの効いた味噌がよく絡まり、味噌好きな私はかなり気に入りました。
味噌と麺の間にはキャベツが敷かれ、このキャベツがシャキッと食感と濃い味噌の味を和らげる働きをして食べやすく美味しかったです。
9品目「黄ニラと刀削麺の炒め焼きそば」1,300円(今後正式メニュー化予定)
刀削麺のモチっとした柔らかさは健在。干しアワビのダシとオイスターソースが麺によく絡まるので濃厚な味に仕上がっている北京系の焼きそば。
押したり潰したりせずに削って作る刀削麺はコシや喉越しが良く一般的に食べられる焼きそばとは全くの別物。うどんとも異なる食感は一度食べる価値ありです。
10品目「麻辣麺」1,200円
山椒と黒酢が効いたスープ。辛いものが苦手ではない人には薬膳スープのような身体に嬉しい味として楽しめるお料理である一方、辛さが苦手な場合は3口目以降は進みません…。
舌に残るピリピリとした山椒の痺れと黒酢のツンッと来る酸味。苦手素材のダブルパンチだった私は好みが分かれる料理と判断!
さいごに
高価なお料理(素材の質と手間ひまを考慮すると妥当)もあるため実際に利用する際は何かの記念日や特別な日、親戚で集まるお祝い事などいつもより少し贅沢な食事をしたい時やグループで食事をしたい時に利用するのが良いのかなという印象です。
外観から想像する敷居の高さとは異なり丁寧で明るくフレンドリーな接客対応をしてくださるので、近所で美味しく体にやさしい中華料理を探していた方は抵抗せずに入って欲しいなと思いました。
オリジナル料理が豊富で一度食べて常連になる人、リピーター率が85%というのも実際に口にして近所にあればまた利用したいお店です。ご近所の方や仕事などで近所に行く機会のある方はぜひ。
ちなみにランチ営業もしているのでまずランチから攻めるというのもひとつの手・・・!?
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