毎年発売を開始すると即売り切れのプラチナチケットと称されているかき氷コレクション。

日本かき氷協会と明治屋よるイベントで、人気専門店のかき氷が食べられたり、おうちかき氷の裏技を学ぶことかできます。

かき氷といえば、私も毎夏必ず行列に並んでまで食べに行きたくなるグルメのひとつ。イベントにお招きいただき大好きなかき氷について学ぶことができたのでご紹介したいと思います。

京橋かき氷コレクション

日本かき氷協会と明治屋により開催された京橋かき氷コレクション。毎回即完売のプラチナチケット化しているイベントは今回ももちろん完売です。

参加店は私も大好きな人気かき氷店の新店舗「沖縄かんな」と埼玉県の「クラフトカフェ」の2店舗。

自宅で美味しいかき氷を作るコツを始めとしたかき氷トークと各店舗のかき氷食べ比べが行われました。

自宅で美味しいかき氷を作るには！？

－ 自宅でふわふわなかき氷を作るためにはどうしたらよいのか？

お店と自宅の大きな違いは氷！・・・ではなくかき氷機の刃の違い、ただ最近の家庭用かき氷機は非常によくなってきているので氷屋の氷を使用すると良い。ただし氷の目の方向に注意をすることが大切と話す全国氷雪販売生活衛生同業組合連合会の町田 和之さん。

氷は氷の結晶が成長して氷になる、氷が成長する方向にかき氷機をセットして削るとふわふわに。あとは刃をしっかりと研ぐことが大切と話してくださいました。

－ 自宅で氷を作るときは！？

家で氷屋と同じ氷を作ることは難しいけれど、氷屋で作る氷の過程に寄らせると良い氷を作ることができる。

・水
水道水でも良いのでまずは煮沸。硬度の低い軟水の状態にする。

・できるだけ高い温度で凍らせる
長い時間をかけて氷を作る。お水が氷になるときに水分子以外のものを弾き出すため不純物の少ない透明で溶けにくい氷を作ることができる。

凍らせるときは、タッパーを下以外を梱包用のプチプチで包んで、下には割り箸を敷いて凍らせることで少しずつ凍らせられより純度の高い氷が作れるそうです。

クラフトカフェ

手作りのシロップが中心のお店で開業時からコーヒーシロップを提供している埼玉県さいたま市のクラフトカフェ。

陶芸教室に来たお客さんに喜んでもらえるようにとカフェを始め、季節やイベント毎に味を変えて楽しんでもらえるよう絶えず工夫をしています。

イベント用に用意してくださった店員さんイチオシの「完熟梅と越生梅林大吟醸の酒粕」のかき氷がこちら。

氷、酒粕、完熟梅それぞれがバランスの取れた味でスッキリしつつも酒粕で後味に深みのあるかき氷で美味しさだけでなく斬新さも味わえる楽しいかき氷でした。

沖縄かんな

個人的に食べに行ったこともある東京・三宿のかんなの新店舗、沖縄の食材を使用したシロップを扱ったかき氷専門店「沖縄かんな」。

沖縄で食べたかき氷は、お祭りのようなしゃりしゃりした氷が多く、良い食材はあるのに勿体無いという思いからお店を立ち上げたそうです。

また家でのかき氷の楽しみ方で練乳と牛乳を同等の割合で混ぜてシロップを作ると良いと話していました。これには私も驚き、言われてみれば牛乳と練乳を掛け算したことはなかったので試してみたくなりました。

会場には沖縄の食材を使用したかき氷を3種類用意してくださいました。元々かんなのかき氷が大好きで、沖縄かんなだからこそ食べられた「アセロラレアチーズ」には特に感動！

あまりにも美味しく気持ちを抑えられずにひとりで大興奮してました。笑

ミルクのかかった氷は口の中に入れた瞬間、ふわっと一瞬で溶けてなくなる。チーズはアセロラとパインでくどくなくスッキリ、パインの果肉も良いアクセントに。飲み物のようにサラサラと口に運べる溶ける美味しさに感動すら覚えるほど。

店舗は違いますが、やはりかんなのかき氷は間違いなく美味しいと再確認できました。沖縄店行きたい。

ちなみに左 パッションマンゴー、右 ドラゴンバナナのかき氷です。

意外性No.1だったのはドラゴンバナナ。かき氷を口に入れると色からは想像もできないバナナの味をしっかりと味わえるかき氷でした。沖縄の食材おもしろい。

明治屋からは新商品！

会場では明治屋から新たに発売されたパウチタイプのマイシロップも試食することができました。味はとちおとめと九州のゆずの2種類。

家で味わうシロップ、という先入観から正直あまり味に期待をしていませんでしたが、口にすると今までのものとは全然違う素材を感じられるシロップに仕上がっていて驚きました！

お祭りなどで食べるTHE・人工甘味料さは全く感じられず純粋に美味しかったです。とちおとめは甘酸っぱさと微細処理された果肉を、ゆずは酸味で爽やかさが引き立った、自宅でのかき氷をより美味しく食べられるシロップでした。

素材感が強く濃厚なかき氷を食べられたので、サラッとしたイメージのあるシロップというより濃度のある果汁ソースという期待以上のものでした。

さいごに

かき氷は毎夏お店で食べているものの、自宅で作るかき氷に注目したことはなかったので裏話や美味しく作るテクニックは非常に参考になりました。

濃厚シロップ自体が美味しかったのでかき氷だけでなくヨーグルトやアイスクリーム、パンケーキにかけても美味しそうだなと思ったり。

今年初のかき氷を食べて、毎夏食べていたアノかき氷の美味しさを思い出しました。今年も色々な種類のかき氷を楽しみたいと思います！

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