[Å] ネット選挙勉強会に参加!SNSとの関係性・やってはいけない注意点とは?
最近よく耳にする「ネット選挙」という言葉。どういうものかご存知ですか?インターネットを使った選挙?何かやってはいけないことはあるのか?ブログで情報発信をしている身としては知らなかったでは良くないのでネット選挙について少し勉強をしてきました。
ネット選挙セミナー
奥野さん(@odaiji)主催の五反田にあるコワーキングスペースで開催された「ネット選挙勉強会」に参加してきました。
この日の語り手は工藤さんと横田さん。
写真左:横田さん 写真右:工藤さん
工藤さん(@inflorescencia)
横田さん(@akmykt)
お二人とも法律に大変詳しい方で専門の方のお話を間近で聞ける貴重かつ有難いイベントでした。
セミナー中に使用されたスライドはネットで公開されていますので、セミナーで話された内容をより具体的に知りたい方は以下の2つのスライドをご覧ください。
工藤さんのスライド
→ ネット選挙解禁の経緯とポイント
横田さんのスライド
→ ネット選挙とSNS・ブロガーの関係を考えよう
当日のネット選挙勉強会のツイートを奥野さんがまとめてくださっています。→ 2013/07/04 SNS選挙勉強会のツイート – Togetter
今回はブロガー目線で気になったことを簡単にまとめてみました。不都合・誤りがある場合はご連絡ください。
ネット選挙とは
ネット選挙とは。
ネット選挙 = ネット投票
だと捉えていました。
でもこれは似てるようで違います。
ネット選挙 = インターネットを用いた選挙期間中の選挙運動
が正しい理解です。
例として挙げると…
「参議院では◯◯さんに投票してください!」みたいに立候補者や予定者を当選させる目的で行っている行為のこと。
やってはいけないこと
わかりやすい図
ネット選挙でやってはいけないことがいくつかあります。知らないでやってしまうこともあるでしょう。知りませんでしたで済まないこともあります。
大変わかりやすい図を紹介されていたのでまずはこちらをご覧ください。
×のところに注目です。一般有権者は電子メールが×になっています。
電子メール
一般有権者(私とか)は電子メールで選挙運動をしてはいけません。けれども、TwitterのDMやLINE、Facebookのメッセージなら良いらしいです。
電子メール = SMTPと電話番号で送受信を行うもの
FacebookやTwitter、LINEによるメッセージのやり取りは「ウェブサイトの利用等」にあたるのでオッケーだそうです。
※ 内容は執筆時当時。今後は見直しの可能性あり。
ダメなものはダメ
ネット選挙と言っては選挙は選挙。
ネット選挙になったからと言って従来の選挙で禁止されていたことが許されるわけではありません。
従来の選挙で禁止されているもの自体を知らない方もいると思いますので、ネットの常識も踏まえて少し紹介します。
- 選挙期間期間中、つまり公示・告示日から投票日前日までの間に行う必要がある。= 投票日に選挙運動をすることは禁止
- 選挙運動をした人に報酬をあげる = 買収罪
- なりすましや誹謗中傷、虚偽事項公表など
より詳しい内容はスライド内にあり。
やってはいけない人
選挙運動をやってはいけない人もいます。
- 公務員
- 未成年者
- 公民権停止中の人
- 教員(教育上の地位を利用した場合)
総務省のチラシによると未成年者がRTするのも禁止とあるけど…うーむ。
公開したブログは選挙が終わったらどうしたら良いのか
選挙運動は選挙期間中にやるというルールがあり、選挙日当日は選挙運動が禁止されています。
しかしブログは公開したあともネット上に残ります。選挙が終わったら記事を削除しないといけないのか?
確認しました。
削除する必要はありません。
公開しても選挙日にもそのまま残しておけます(公職選挙法142条の3第2項)」。
大切なのは公開したタイミングだそうです。参考にしてください。
ネット選挙まとめ
人生初めて法に関するセミナーに出ました。聞いてもわからないかなと不安な気持ちもありましたが、日本が新たなシステムを導入した今この時期だからこそ興味本位もあり参加してきました。
心の中にあった何をやって良くて、何がダメなのか。そんな心の中にあったモヤモヤが解消されました。
記事にはセミナーの内容のごく一部だけを紹介しています。もっと詳しく知りたい方は上記で紹介したスライドを参考にしてください。
また語り手の方がオススメされていた本があります。こちらも気になる方はチェックしてみてください。
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