電子書籍を作ろう!【第1回 基本編】
仕事でやったら電子書籍を制作している今日この頃。
最初は何もわからなかった私が見栄えの良いテキストの置き方や動画の挿入などを色々と習得ので少しずつ電子書籍「ePub(イーパブ)」について情報を記載していきます。
何回かに分けて情報発信していきたいと思います。
そもそもePub(イーパブ)とはなんでしょう?
電子書籍を構成しているファイルと言えばわかりやすいでしょうか。
ePubの他にも電子書籍を構成しているファイルはXMDFや.bookもっといえばPDFも当てはまる。
なので電子書籍を読めるリーダーが手元にあっても読めないファイルの形式だと表示されないケースがある。
要はセクセルのデータxls(xlsx)をwordで開けない場合をイメージしていただれば良いでしょう。
この電子書籍のファイルが今、日本には色々とあり、どれが電子書籍の標準フォーマットになるかは未だ不明な状態。
個人的にはePubが標準フォーマットとなり、どのビューワーもepub且つ3.0のバージョンに対応してくれれば嬉しいな…と。
ePubの中身はいったい何?
ePubとは電子書籍のファイルと申し上げましたが、もっと言うと電子書籍のフォーマットのことで簡単に言うと「拡張子」。
「xmlやxhtml、css、画像などを圧縮したもの」というイメージ。
だから、ePubを解凍すると中からはcssやxhtmlがゴロゴロ(?)と出てくるというわけ。
このように↓
META-INFやOEBPSフォルダというあまり馴染みのない名前があるがこれはのちほど説明。
なのでepubで出来た電子書籍というのは「xhtmlとcss」で作られているというわけです。
ではこのePubって誰が生みの親?
2007年に米国の電子出版関連団体 IDPF(International Digital Publishing Forum)がEpub2.0という電子書籍の規格を発表。
そして、2009年にGoogoleとNook、2010年にiOSのアプリiBooksが採用。
今や英語圏での電子書籍用ファイルの標準規格となっている。
特徴として、タブレットやPCなどのWebブラウザで画面の大きさに合わせて表示を調整出来る「リフロー機能」がある。
リフロー型とレプリカ型って?
【リフロー型】
画面サイズに合わせて文字のサイズや構成が変わり、個人で行間や文字の大きさを変えられるものを指す。
そして、これとは反対にレプリカ型というものがある。
【レプリカ型】
PDFのように一枚が画像のようになっており、たとえ画面サイズを変えたとしても表示レイアウトが変わらない。
自由なデザインや自分の意図した表現が出来る反面、ユーザビリティに欠けるところが難点。
電子書籍版ファッション雑誌はこの形式を採用している場合が多い。
どちらを採用するかはどのような内容の電子書籍を作りたいか、どのような形で表現したいかで異なるのでよく考えて制作した方が良いでしょう。
なるべく噛み砕き記載しているため、若干の語弊があるかもしれません。
もし不適切という表現があれば@Webmemorizeまでご連絡ください。
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